日時 2015.9.11
場所 栃木県教育センター
対象 第70回国民体育大会(わかやま国体)の出場選手及びサポートスタッフ
アンチ・ドーピングの内容について講演依頼があり、弊社の社員が講演を行いました。
スポーツの価値を高め、つなげていくためにも選手が薬物に手を出さないことが重要にな
ります。
日本人はクリーンというイメージがあり、実際にドーピング検査で陽性となる日本人選手
はほとんどいません。
今回の講演では、ドーピング検査についての選手及びサポートスタッフの役割と責務につ
いてお伝えしました。ドーピング検査は、クリーンな選手であることを証明するプラスの
機会であることと捉え、協力していくことがアンチ・ドーピングにつながります。
誰もが平等にスポーツに参加する権利がありますが、不注意で風邪薬を服用してしまった
“うっかりドーピング”がまれに見受けられます。選手やサポートスタッフが、ぜんそく
など、どうしても使わなければならない薬の対応などを把握することにより、“うっかり
ドーピング”を防ぐことができます。そのためにスポーツファーマシストの資格を持った
薬剤師の協力が必要となります。
最後にケーススタディとして、①遠征先で体調を崩した時はどうする?②花粉症の薬を薬
局に買いに行ったときはどうする?など、クイズ形式で楽しく学んでいただきました。
わかやま国体で栃木県の出場選手が元気に活躍されることをお祈りしています。